設計・施工者との会話にはいろいろな専門用語が出てきます。基本的な言葉の意味を知っておけば、打ち合わせもスムーズに運びます。建物の基礎知識、契約・規約からリフォームに関するノウハウやポイントはもちろん、法律・トラブルまでリフォーム全般にわたって専門用語を掲載しておりますので、リフォームをお考えの方は事前にチェックしてみて下さい。
200Vの電源を使った電磁調理器。炎がでず安全で使いやすいことで人気。熱効率も高い。
流し台・調理台・作業台をキッチンの中央に島のように配置したレイアウト。
室内と庭を結ぶ部屋の延長戦としての屋外スペース。テラス、ベランダ、デッキなどが相当する。
玄関や勝手口などの上がり口の段差部分に取りつける化粧材のこと。
横組み障子の基本を崩さずに、障子紙の一部または全部をガラス張りにした障子。
工事完了・引き渡し後の保証期間、定期点検の時期や回数などさまざまな内容がある。保証期間などは部位ごとに決められていたり、その期間も会社によって内容が異なるので、よく確認しておくことが必要。
住まいづくりでは、道路から玄関までの通路のこと。
雨水が建物内部に入らないようにすること。また、その施工方法。
ガラスの中間にワイヤーを挟み込んだ板ガラスのこと。ガラスが割れても破片が飛び散らないようになっているため、防火上義務づけられている地域では採用しなければならない。
木造建築の土台をコンクリートの基礎に緊結する場合に用いられるボルト。基礎に埋め込まれる部分の先端はL型に曲げられており、引き抜きにくい形状になっている。
建物のまわりに40~60㎝くらいの幅でコンクリートやレンガ敷き、砂利敷きした部分。雨水によって基礎部分がぬれたり、汚れが建物に跳ね返るのを防ぐ。
建物のふたつの壁面が出合ってできる内側の隅の部分。外側に向いた隅は出隅(ですみ)。
切妻屋根と寄棟屋根を組み合わせた形の屋根のこと。
建物調査のこと。建築士などの専門家による調査で、住宅の良しあしを見分ける判断材料として注目。
インテリア商品の選択や色、照明などのインテリアにおけるアドバイザー。社団法人インテリア産業協会が実施している試験に合格して登録をしている者。お客さまの身になって素敵な空間づくりを手助けしてくれるので、何でも相談してみよう。
押入れや棚とは違い、内部に入って収納をする空間。収納がたくさんできるということで人気。
主要構造体の内側に断熱材を設置する断熱方法。
壁や柱の内側から採る寸法のこと。または、その採寸方法のこと。
既存のマドの内側に新しく窓を追加したもの。断熱効果、遮音効果、防音効果、防犯効果などがある。簡単に設置でき、効果も大きいが、サッシが二重になるので窓をあけるのに倍の動作が必要となる。
既存の壁クロスや床材をはがさずに、その上に新しい仕上材を施工すること。工期の短縮、解体ゴミや工事代の減少などメリットは多いが、既存部の下地が劣化していないことが条件になる。
建築物の外部のこと。外構のこともエクステリアと呼び、主に庭のウッドデッキや門扉、フェンスなどを指して呼ぶことが多い。
空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯システムで自然冷媒ヒートポンプ給湯機が正式名称。大気の熱を利用してお湯を作るため、従来の電気温水器よりエネルギーが約三分の一となり省エネ。
健康や環境に配慮して自然な素材を使ったリフォーム。
LEDはLight Emitting Diode(発光ダイオード)の頭文字の略称で、電気を通すと発光する半導体の一種。これを照明に利用したもの。省エネ・長寿命で熱線や紫外線が少ないという特徴がある。
日本建築の縁側などに使われていた床用木材。主にヒノキや杉などが多い。内廊下や床のほか壁や天井にも使われる。
塩化ビニール製のシート。耐水性に優れ、主に水まわりの床材として使われる。
2階が1階より張り出すように設計したもの。逆に2階が1階より引っ込んだ形態を「セットバック」という。
冷暖房、キッチン、給湯などすべての設備機器の熱源を電気でまかなう住宅にリフォームにすること。安全でクリーンであり、深夜電力を使用すれば、ランニングコストを抑えることができる。
部材と部材との合理的な取りつけ具合のこと。「納まりがいい」などという。
2枚のドア幅が大小異なる両開きドア。日常は子アをロックしておき、親ドアのみを開閉して片開きドアとして使用するが、大型家具、什器などを搬出入する際は、子ドアもあけて利用することができる。
戸が折りたたまれて開閉する形式の戸。浴室やクローゼット、可動間仕切りなど幅広く使われている。
居住、生活する建物の外にある構造物全体を指す。門塀、排水、舗装、植栽など。
建物の外装や内装などの仕上げ部分の模様替えをすること。
あるものに対し一般的に備わっていて当然の機能が備わっていないこと。あるべき品質や性能が欠如していること。欠陥を含む概念。
一方だけに傾斜した屋根のこと。
建物の床高、天井高など、高さ関係を示す建築図面。
既存の枠を撤去せずに、既存の上に新しい枠を取りつける工法。屋根、窓、扉などさまざまな用途で使用されている。窓であれば、外壁や内壁を工事しないで交換できるので、工事代が安く、工期も短い。
既耐力壁によって建物の荷重を支える構造のこと。2×4工法も木造パネルによる壁式構造の一種。
木造建物の構造に関する規定で、厚み1.5㎝、幅9.0㎝の筋交いを入れた壁が壁倍率1.0倍として基準の強さになる。この壁の強さを基準として、その何倍の強さがあるかを示す数値。
中を空洞にしてブロック状に成型加工した建築用ガラス。
羽板を水平方に連続して取り付けたもの。目隠し・日照調整・換気・通風などができるため、洗面所や浴室、クローゼットに用いられる。
化粧石綿スレート瓦葺きのこと。建材メーカーの商品シリーズ名であるが、普及したことにより、現在では俗称となっている。
鉄板を基材として、アルミニウムと亜鉛の合金をメッキした鋼板。アルミニウムの特徴である耐食性、加工性、耐熱性、熱反射性と亜鉛の特徴である犠牲防食機能(鉄の表面に被膜を作って鉄の酸化防ぐ)にも優れた鋼板。
水を一切使用しない施工方法のこと。
光源を見えないようにして、あかりが間接的に目に入る証明の種類。全体的にやわらかい光になり、リビングや寝室などのくつろぐ空間にはぜひ導入してこだわりたい。
既存の建築物で、現在の建築基準法や都市計画法が制定される以前に建築されていて、現行の法令に適合していない建築物のこと。違反建築物とは異なる。
棟を中心に、左右に振り分けて勾配をつけた屋根。
構造体のこと。「構造躯体」ともいう。基礎、柱、梁、壁面、床などを指す。
在来木造の構造柱間にある、その階の上下だけをつなぐ柱のこと。
ビニール状の床材で、厚みが1.8㎜~3.5㎜くらいのものが一般的に使われている。洗面所やトイレ、キッチンなどに使われることが多い。フローリング調、石目調など色柄が豊富。
断熱材の一つでガラスでできた繊維を加熱成型したもの。大量の静止空気を含んでいて断熱性・吸音性が高い。不燃材料として認定されている。
天井や壁などの仕上げ材として用いられる布、ビニール、和紙などの内装材。ビニールクロスが主流。
植物性プランクトン「珪藻」の化石の堆積物。調湿性があり、塗り壁材などに用いる。
階段の一段の高さのこと。住宅では建築基準法で23㎝以下と決められている。
階段の段板と段板の間の垂直面にある板のこと。この蹴込み板がない階段をスケルトン階段と呼ぶこともあり、モダンな空間によく合う階段になる。
インテリアでは、窓やドアの額縁のこと。
合板に仕上げ材として処理をほどこして化粧したもの。印刷紙を張ったプリント合板、木材の薄い板を張った天然木化粧合板などがあり、主に内装仕上げ用として使われる。
室内外の温度差でガラスや壁の表面に生じる水滴のこと。
防火地域、準防火地域での増築、その他の地域では10㎡を超える増築の場合に必要になる。建築基準法、都市計画法、消防法などに適合しているかの審査を、都道府県や指定確認検査機関に申請する。
一般的な照明器具のように最後に取りつけるものではなく、計画の初期段階から組み込んでいく照明のこと。構造体と一体化したものや、造作で組み込む間接照明、また家具に組み込む場合など多種多様なものがある。
敷地面積に対する建築面積の割合のこと。建築面積÷敷地面積×100(%)で求める。
2階建てを1階建てにするなど、リフォームで床面積を減らすこと。
発砲プラスチック系の断熱材。ウレタン材に含まれる材に微細な気泡に熱を伝えにくいガスが含まれているため、断熱性に優れている。
壁の下部(腰の高さ=床から90㎝程度)で、上部と下部の仕上げが異なる壁。
窓の下端を、人の腰の高さくらいの位置に設定して設ける窓。
建築物の構造耐力上、主要な部分に使用する合板。JAS(日本農林規格)では耐水性、強度などにより等級がつけられている。耐力壁や屋根下地、床下地などに用いられることが多い。
外部サッシまわりやコンクリートの打ち継ぎ部分などに使用するパテ状の材料。水密性、気密性を確保するために使う。内装でキッチンや浴室などにも使用する。
床組の一種。コンクリート床や土間の上に直接、根太、あるいは大引を置き、その上に床を張る工法。木造建築の場合は床高が十分に取れない場合などに用いる工法で、床下の防湿対策を十分に行う必要がある。近年は土間の上に防湿シートを設置し、その上に鉄筋コンクリート製のスラブを設け、防湿性や防蟻性、耐久性、耐震性を高めたものもある。
物干しやゴミ置き場、物置などに利用される屋外空間。台所の勝手口から利用しやすい位置に設けることが多い。
建物の中に自然光を取り入れること。建築基準法で、建物の用途ごとに、その床面積の一定割合の採光が得られる開口部を設けることが定められている。
外壁に張る仕上材のことで、窯業系、金属系、樹脂系、木質系などがある。リフォームでは、軽くて耐久性のある素材が適している。
天井に梁やパイプスペースなどがあるため、天井から下に下がっている部分のこと。
モルタル塗り、プラスター塗り、繊維壁塗り、荒壁塗りなど、塗り工事の総称のこと。
ひとつの電気設備機器を2カ所で操作できる配線回路のこと。
建物の外部の仕上げや各室ごとの仕上げを一覧表にまとめたもの。
土台・柱・梁・桁・筋交いなどから構成されている壁体の骨組み。
2つ以上の部材をある角度をもって組み合わせて使用するときの材どうしの接合部をいう。
天井面へ直に取りつける照明器具のことで、蛍光灯のものが多く、一般的に最も多く使用されている。
消石灰に砂、すさ、布のりを混ぜ、水で練った左官材料。壁面の仕上げ材として用いられる。
消石灰に砂、すさ、布のりを混ぜ、水で練った左官材料。壁面の仕上げ材として用いられる。
水を混合して施工する方法のこと。
単体の素材をいくつか集めてひとつの材料にしたもの。
フレームがプラスチック(硬質塩ビ樹脂)製のサッシ。アルミフレームに比べ熱を伝えにくい。
壁、柱、床、梁、屋根、階段など、建物の構造上重要である部分のこと。間仕切り壁、間柱、上げ床、小梁などは、これに含まれない。
図面に表現できない事柄をまとめた、工事の指示書のことで、品質、性能、施工方法、部品や材料のメーカーなどを指定したもの。
赤外線で感知範囲に人の体温程度の温度を感知すると自動運転する装置。主に玄関ポーチなどの照明や廊下、トイレなどに採用される。
天然大理石に似せて、合成樹脂と無機微粒子によってつくる模造大理石。キッチンのワークトップや浴槽などに用いられる。
住宅内の一部の床の高さをずらした建て方をいう。変化のある室内空間が得られる。
建物の構造体、骨組みの部分(スケルトン)と、住戸内の内装や設備、間取りの部分(インフィル)を分けた設計、工法のこと。
建物の構造躯体だけを残して全てを解体し、間取り・設備・配管などをすべて新しくするリフォーム。
建物の軸組を強化するため、軸組の中に斜めに入れる部材のこと。地震や風から建物を守る。引っ張り力に耐える引張筋交いと、圧縮力に耐える圧縮筋交いとがある。
構造体を支える柱などの支柱間の距離のこと。間口のことを指し、スパンが広く、開口部が大きいほど採光と通風は良い。
情報技術を活用して家庭内のエネルギー機器や家電などをネットワーク化し、エネルギーの消費を最適に制御した住宅。太陽光発電パネルや蓄電池などと、家電や電気自動車などを互いにつないで効率良くエネルギーをためて使うシステム。
工事の進行に必要な線、形や寸法を、主として建材上に表示すること。一般に大工が墨つぼを用いて墨で表示するところから墨出しといわれる。
内外装の材料に使われる粘板岩。屋根葺きの材料として使われることが多い。人工と天然がある。
段差が生じる部分につくる傾斜した通路。車いすで通行には欠かせないので、バリアフリー住宅で採用される。
すでにある建物の床面積を広くすること。
躯体の外側に断熱材を施す工法。
錠前のついていない戸締まり器具。錠前がないので戸締まりはできないが、ラッチがついているので閉まった状態を維持できる。握り玉、レバーハンドルの両方がある。
鉄筋コンクリート造のような耐火性のある材料で主要部分をつくり、窓、出入口に網入りガラスや防火扉をつけるなど、建物全体として耐火性の高い建築物。
耐震補強をするときに、壁に張るパネルのこと。壁が面で支える構造になるため、筋交いを追加するよりも耐震性が上がる。耐水性、耐火性があり、シロアリに強いものもある。
耐震性の低い住宅を補強することで耐震性を上げ、安心して住める住宅にすること。筋交いを追加したり、基礎を補強するなどの方法がある。筋交いが足りなかったり、壁が極端に少ないような家は耐震性が弱い可能性がある。まずは精密な耐震診断を行うことが必要で、そのうえで診断結果に基づいた適切な補強をする。
キッチンの前面がカウンターになっている、リビングやダイニングに対面する形式のキッチンスタイル。I型、L型、U型などがある。
建築物に地震力や風圧力が作用した場合に、その水平力を支持するための壁のこと。リフォームにおいては、撤去する場合は構造計算により補強が必要となる。
太陽電池パネルで家庭内で使用する電気をつくるシステム。
天井に埋め込む形式の照明器具で光源が目立ちにくいので、スッキリとしたインテリアにすることができる。また、廊下などにも多く使用されていて、丸だけでなく四角いものや、いろいろな機能を備えたものもある。
冷暖房や換気設備で、空気を送るパイプがおさめられている部分。
小屋組の一部で、屋根の板のすぐ下に滴の流れる方向に入れ、屋根面をその直下で支える細い木の部材のこと。
壁、天井、床の下に断熱材を入れて、また窓などを高断熱のガラスやサッシに交換して、家の断熱性を上げるリフォーム。
照明の明るさを変更できる器具のこと。リビングやダイニングなどで少し暗くしたいときなどに使用する。映画を鑑賞するときや、雰囲気のある食卓を演出するときなどの必需品。
壁、板など、ふたつの平面が出合った所の外側の角の部分。
鉄筋を組み、型枠で囲み、コンクリートを打ち込んで躯体を現場でつくる工法。ラーメン構造と壁式構造とがあり、住宅では壁式構造が多い。耐火性、耐震性、耐久性、断熱性に優れている。
構造部分に薄い鋼材(約2.3㎜から4.5㎜くらい)を使った構造で、ハウスメーカーの規格化住宅で多く採用されている構造。
柱に角型鋼管、梁にH型鋼を使う構造。柱と柱のスパンを広くできるので、開放的な大きな空間や、大開口が可能である。
部屋を構成する内壁面の立面図で、壁面の仕上げや開口部などを図示する。平面図ではわからない部分が立体的にあらわされるので、わかりやすい図面である。
照明、スイッチ、コンセント、分電盤などの位置、高さなどを平明図にシンボル化して描いたもの。必要に応じて展開図に描くこともある。
上下階の中間い用いる横架材。柱の連結、間柱受、梁受けの役目をする。
壁に合板やボードなどを張る際に、それらをとめつけるための下地材。たて胴縁と横胴縁があり、一般には33㎝から45㎝程度の間隔で取りつけられる。
敷地が接している前面道路の反対側の境界線から、一定の勾配で示された斜線の内側が家を建てられる高さの上限で、用途地域によって勾配の値が決まっている。
透視投影により描いた図、物を立体的に表現し、イメージが把握しやすい。建築物の完成予想図によく用いられる。パースともいう。
1階、2階を貫通して建てられた柱のこと。平面図では、通し柱の位置を○で囲んで他の柱と区別する。断面寸法は、一般住宅では管柱(各階ごとの柱)よりも太い4寸柱(12㎝×12㎝)の柱が用いられることが多い。
勾配屋根面につくられた屋根裏部屋用の採光窓のことで、窓面が垂直になるので、さまざまな開閉形式の窓が可能。
木造柱の根元を受ける横架材のこと。
土地家屋調査士法に基づいて、土地、家屋に関する調査、測量、申請手続き、審査請求手続きを行う者。法務局、または地方法務局ごとに設立されている土地家屋調査士会に入会が必要。
天井に取りつける窓のこと。壁面の窓の3倍の採光を得られるので室内を明るくできる。階段や吹き抜け部分に設置すれば、1階でも採光を得ることができる。天窓やスカイライトともいう。
屋内で床材などを使わずに地面のままになった場所を指す。多くは民家や古い住宅に見られる。現在はコンクリート打ちや石敷などの場所を指す場合もある。
下水その他の排水管等から、悪臭や汚染空気、ガスなどが逆流するのを防ぐ為に、排水管の接続管部や、屋内排水末端部に設けられたU形やP形等の管内に水をためる装置。
三重ガラスのこと。3枚のガラスを使い断熱性を高めている。性能は高いがペアガラスよりも重量が大きくなり、高価になる。輸入住宅などで採用されている場合が多い。
雨水や雑排水、汚水などを流しだすための管や溝。
防音、保温、防寒などの目的でふたつのサッシを二重に取りつけ、気密性を高めたもの。サッシ間の空気層の断熱効果により結露防止にも有効。サッシの召し合わせ部分の気密性を高め、ガラスをペアガラスにするなど、二重サッシの機能を1枚のサッシに集約した断熱防音サッシもある。
単世帯で住んでいた家を、二世帯で住めるようにするリフォームのこと。キッチンや浴室など水まわりを分ける、あるいはキッチンは別だが、浴室などは共有のプランにする場合もある。また、玄関はひとつの場合と世帯別に分ける場合がある。三世帯同居の場合も同様。
壁に凹状に作られる飾り棚のこと。
家屋の外周に設けられる雨ざらしの縁側。
木造建築において床をつくる際に用いる横架材の名称。土台となる横架材の上に設置し、その上に床を張る。
ガラスの表面を加工することにより、太陽光を通す割合を低下させたガラスのこと。日が当たる部屋に採用すると、夏の冷房負荷を低減することができ、環境にも優しい建材。
屋根の外壁から飛び出した部分の裏側(軒裏)の天井のこと。
屋根葺材料を取りつけるための下地板。軒先や縁側などは野地板を化粧にする場合が多い。
建物の各階の床面積の合計。容積率の限度を計算する場合の延面積には、地下や屋根のない車庫などは含まれない。
フジやツタなどのツル植物をからませて日陰をつくる日除け棚。テラスなどに設けられることが多い。
透視図法によって描かれた図のこと。英語ではパースペクティブという。建物の外観や内観が立体的に描かれており、より空間のイメージをわかりやすくするため、景色や人、家具などが織り混ぜられている。最近では、コンピューターの普及により、CGなどで、より現物に近い正確なパースが描けるようになっている。
各階をつなぐ配管設備がおさめられている部分。平面図には「P・S」と書かれている。
一般には外部に人が出入りできる程度の大型の窓で、窓の下枠と室内の床の高さとの差がない。
電流を流すと発光する、エレクトロルミネセンス(EL)の原理を利用した光源。LEDとも呼ばれる。寿命が長く、小型軽量なのが特徴。
ウレタンを発泡させてできた断熱材のこと。結露や湿気がなくなり、カビやダニの発生を防ぐ。防音にも効果的。
床面と壁面が接する部分に取りつける、幅10㎝ほどの横木のこと。床そうじなどで傷つきやすい最下部の損傷や汚れを保護したり、壁と床のおさまりを美しく仕上げるために設置される。
屋根を支える構造材で、柱の上に渡す。木造の場合は、二階の屋根を支える「床梁」と小屋組みを支える「小屋梁」がある。
高齢者や身体に障害のある人が生活するうえで、障害(バリア)となる部分を取り除くリフォームのこと。住宅内では室内の床段差をなくしたり、階段、廊下などに、手すりをつけたりする。高齢者や障害者、健常者の区別なく、すべての人に使いやすくデザインすることをユニバーサルデザインという。
金属板をプレス加工して、丸穴、角穴など種々の模様を打ち抜いたもの。
保存食品などをストックしておくための収納庫。
冷凍機の原理を応用して、冷媒をコンプレッサーで強制的に気化、または液化させることにより熱を放出・吸収させて冷暖房する空調方式。ガスエンジンで動かすガスヒーポンと、コンプレッサーをモーターで動かす電気式があり、家庭用のシステムも普及しています。
機械換気設備(24時間換気システム)において、有効換気量を確保するために必要な換気回数のこと。有効換気量は機械換気設備ごとに決められ、時間当たりの体積として示される。
奥行きの深い縁側のこと。家の座敷の外側に設けられ、和室に広がりを感じさせてくれる。
建物の一階部分を壁で覆わず、外部に開放した列柱空間のこと。
建物の正面、外観のこと。一般的に玄関やアプローチのある面のことをいう。建物をデザインするうえで重要な要素となる。
階をまたがって下から上まで素通しに開放したスペースのこと。玄関やリビングなどに設けることが多く、空間に広がりを持たせる。
平面図では書きあらわせない構造的な組み方を水平面に表した図面。部材の大きさ、長さを表示する。
2枚の板ガラスの間に乾燥空気を入れて密封し、組み立てたもの。断熱性、遮音性に優れ、結露防止にも有効。乾燥空気の代わりにガスを注入したり、真空にして断熱効果を高めたものもある。
建物の地盤の沈下が場所によって異なる為に、建物自体が傾いたり、基礎にヒビが入ってしまうこと。主な原因として、不均一な地盤構造や、粘土層の軟らかさが挙げられる。
一般的にはコンクリート、レンガ、瓦、石綿スレート、鉄鋼、アルミニウム、ガラス、モルタル、漆喰など、燃えにくい材料のこと。
階段の上面、足の乗る部分のこと。
分岐回路用の開閉器。漏電や過電流を防止するための保安装置(ブレーカー)が取りつけてある。
いわゆる間取り図。開口部の種類などもわかるように書かれている。
建物の底面全体に鉄筋コンクリートの床版をつくり、基礎としたもの。軟弱な地盤や地下水位の高い場合に採用される基礎工法。
ペットと共生するためのリフォーム。ペットの足や体に負担をかけないすべらない床材を使用したり、ニオイを吸着していうれる内装材を使ったり、ペットも人も快適に過ごせる空間づくりを目指すもの。また、ドアの下部にペットの出入口を設けることもある。
屋外や倉庫などに設置したコンセントに雨がかからないよう、カバーをしたり、差し込み部分を下に向けたコンセントのこと。
火災時に延焼を最小限に抑えるため、建築物に制限をしている地域のこと。
湿気を防ぐためのシート。床下に敷くことが多く、1㎜以下のビニール製。
在来木造建築で土台と基礎が引き抜かれないように施す補強金具のこと。
木材を接合する箇所で、片方の木材の端につくる凸型のこと。ほぞが入る穴がほぞ穴。目的によってさまざまな形状がある。
暗くてもスイッチの位置がわかるように、スイッチの部分が光るもの。階段や廊下、玄関につけることが多い。
刺激臭のある無色の気体で、シックハウス症候群の原因となる室内空気汚染源のひとつ。
横長の板を長手方向を横にして使ったものを指す。家具と天井の間にできたすき間を埋めるために取りつける板、机に座ったときにちょうどひざのあたりにある脚に取りつけた板、鴨居の上に取りつけた板などをいう。
敷地や建物などを主要な方向から見た場合の、敷地、建物の幅。
板の表面の木目が木の年齢に対してほぼ直角になっているもの。一方、年輪に対してほぼ接線をなしているものを板目という。一般に柾目板は広幅のものは取りにくいが、板の両面の縮小差が小さく、狂いは少ない。
大壁造の場合に、柱と柱の間に取りつけられる壁下地用の垂直材で、柱のように上部の荷重は負担しない。木造の場合は、柱を2等分、または3等分した大きさのものを40~50㎝ほどの間隔で取りつけることが多い。
天井面と壁面が接する部分に取りつける細長い部材のこと。天井縁や天井まわり縁、見切り縁ともいう。
一連の仕上げ材が切れる最先端部分を見切りといい、その見切りを押さえるための金物。
角材や板を1本の原木から必要な寸法に切り出したもの。真物ともいう。
タイル、レンガなどのすき間の部分。
和室の天井の施工方法の一種で、天井の板をぴったりと合わせず、板と板の間にすき間を設けて張る方法のこと。板を受ける「受け」が室内側にないため、フラットでシンプルな仕上がりとなり、どんな樹種、品質の板を選ぶかによって、色や風合いが異なる。
窓における防犯対策のひとつで、窓の屋外側に金属で格子状の面をつくり、外部からの侵入者を防ぐもの。素材は、アルミなど金属製のものが主流で、クロスに編んだ形や、縦状のものを横に配列したルーバー状のものなど、種類、デザインともに豊富。
維持管理をする必要がない、または維持管理の程度を著しく少なくした製品のこと。ただし、実際このような製品は希少で、維持管理の手間がかからないという意味で、ローメンテナンスという用語が広く使われている。
昔ながらの工法のため、在来工法とも呼ばれている。基礎に土台を載せ、柱を建て、梁を渡し、筋交いという斜め材で補強した構造。筋交いの入る壁(耐力壁)をバランス良く配置して耐震性を確保している。リフォームでは補強をして耐力壁を撤去できることもあるが、細心の注意が必要である。
建築で設計上の基準となる単位寸法。日本では、住宅を建てるときのモジュールを3尺×6尺(910㎜×1820㎜)とすることが多い。日本建築の「尺」や「間」もモジュールのひとつ。
セメント、砂を水で混練してつくった塗り建材。一般的にはセメントモルタルのこと。
建築材料のうち、基本形でなく特定の位置、用途だけに使用する材料。瓦では隅瓦、棟瓦など、コンクリートブロックでは隅用ブロックなどがある。
屋根を仕上げるときの角度のこと。「○寸勾配」といった表現で、屋根の底辺を10としてその縦の高さを寸で表現する。
床下の通気をするために基礎の立ち上がり部に設けた開口部のこと。
床下空間に取りはずしできるようにしたふたをつけた収納庫のこと。
健常者だけでなく、障害者、高齢者など、誰もが分けへだてなく利用可能なように設計、デザインされた製品、建物、空間、街など。住宅では、つまずきやすい段差や温度差などをなくして、誰でも普通に使えるように考えられたデザインを指す。
工事の途中で、すでに仕上がった部分や部材が傷ついたり、汚れたりするのを防ぐために、カバーをかけるなどの保護をすること。また、マンションなどで共用部に傷をつけないために、床や壁を保護すること。
敷地面積に対する延床面積の割合のこと。延床面積÷敷地面積×100(%)。建ぺい率と同様に用途地域と場所によって異なる。
都市計画法の地域地区のひとつで、都市を利用目的に応じて地域区分し、用途の異なる建築物の混在を防ぐことを目的としている。住居、商業、工業など市街地の大枠として、12種類の土地利用を定めている。
ラーメン(Rahmen)とはドイツ語で「枠」の意味。接合部がほかの部材と一体化して変形しないとする骨組みをラーメンという。主として鉄筋コンクリート建築の構造方法で、柱と梁などが変形しない剛接合されている構造。
各種照明器具に、電流を供給する構成部品のこと。脱着、位置変更が容易にできる。
モルタルを付着させるために用いる、金属でできた網状のもの。針金を組んだものと金属板に傷をつけて引きのばしたものとがあり、前者をワイヤラス、後者をメタルラスという。
建てたあとに、建築物や設備を運営、管理するために経常的に支出しなければならない維持管理費用。光熱費、修繕費などを合わせた費用。
全体の外観を示すための図のこと。
リネンとは「麻の布」という意味で、テーブルクロスやシーツ、タオルなどの多くが麻製だったことから、家庭内で使用される布全般をリネンと呼ぶようになった。現在は、主に洗面脱衣室内にある収納スペースで、タオルだけでなく下着類やパジャマなどをしまう場所を総じて「リネン庫」と呼ぶことが多い。
一定の基準を満たす省エネ・バリアフリー・耐震を目的としたリフォームをした場合に所得税の控除や固定資産税が減税されること。
建物の更新のための、大規模な工事のこと。通常のリフォームよりも大がかりなもので、用途や機能を変更して新たな価値を付け加えたり、性能を向上させるもの。
亜麻仁油、木粉、コルク、顔料などを混合し、麻布などに塗抹して薄板状に成形した床材。抗菌性・帯電防止性・耐久性に優れている。
半畳大の縁なしの正方形で、専用の琉球畳表を使用している畳のこと。隣り合う畳を90度ずつ向きを変えて互い違いに敷き詰めると、光の当たり具合で市松模様に見える。
羽板とも呼ばれる細長い板を、枠組みにすき間をあけて平行に組んだもの。羽板の取りつけ角度によって風、雨、光、人の視線などを、遮断したり透過したりすることができる。壁や天井の開口部に取りつけられる際、ルーバーが枠ごと開閉できる場合は「よろい戸」、はめ殺しになっている場合は、「ガラリ」と呼ばれる。羽板がガラス製で可動型の水平ルーバー形状の「ルーバーサッシ」などがあり、ハンドル操作で羽板の角度を変えることで換気の調整ができる。
下階の住戸の屋根部分を利用したバルコニー。一般のバルコニーと比べて面積が広く、日当たりや開放感に優れている。
断熱材の一種。石炭や珪酸などを主成分とした鉱物を溶かし、繊維状に加工したもの。フェルト状、ボード状、ばら状がある。密度と厚さによって性能は異なる。
化学素材をなるべく使用せず、自然素材を中心に使用するリフォームのこと。代表例として、無垢のフローリングを床に敷き、珪藻土、漆喰などを壁に塗るリフォームなどが挙げられる。
カウンターや作業台の天板。システムキッチンのフロアキャビネット(流し台、調理台等)の上に取りつけられたカウンター天板を指す事が多く、材質はステンレス、人工大理石等が多く用いられている。
北米から輸入された工法で、一般的には2×4(ツーバイフォー)工法と呼ばれている。2×4インチの製材で枠を組み、構造用合板を張ったパネルで構成している。面で構成された箱型構造のため耐震性が高い。また、構造上高気密高断熱住宅にしやすいが、面で支えているので開口の大きさなどに制約が多い。
Autoclaved Light-weight Concreteの略。オートクレーブ状態で製造管理された軽量気泡コンクリートのこと。建築現場でつくられる軽量気泡コンクリートとは違い、設備の整った工場で製造され、建築物の外壁の部品(パネル)として製品になっている。ALC板を使った鉄骨造はALC工法という。
1973年に建設省の外郭団体として設立された財団法人ベターリビングが、1974年に創設された優良住宅部品認定制度に基づき、優良と認定した住宅部品に与えるマークの事。
建築環境総合性能評価システム。Comprehensive Assessment Sysetem for Built Enviroment Effixiencyの略。建物や敷地の環境に対する性能を評価する為の方法で、建築物の環境性能を5段階で評価するもの。★の数で表示され★の数が多いほど、環境負荷を軽減している建物となる。
コンピューターを用いて設計をすること、もしくはコンピューターによる設計支援ツールのこと。人間が行っていた設計作業を、コンピューターによって支援して、設計の効率を高めるという目的から導入された。
Do It Yourselfの略。日曜大工などがあてはまるが、消費者自身で作業を行うことをいう。
住宅の内装に使われる建材の中で、ホルムアルデヒドの発散量が最も少ないランクを示す等級。木材だけでなく、接着剤や塗料、壁紙などさまざまな材料が規制の対象になっている。
サッシを窓枠に固定することで、開閉しないようにした窓。
Floor LineもしくはFloor Level の略で、床面のこと。ふつうは仕上げの床上面を指すが、構造上の床スラブ(=SL)の上面を指すこともある。造作材は原則として床面を基準にして取りつけられるので、FL800などのようにFLからの距離で取りつける高さが表現される。
Fiber Reinforced Plasticsの略。ガラス繊維に不飽和ポリエステル樹脂を含浸させたものなど、繊維強化プラスチックのこと。特に構造的強度が高く、露出仕様で防水層上の通常の歩行が可能。常温常圧で一体成型ができ、主に浴槽、高架水槽、浄化槽などに用いられる。
Grand LineもしくはGrand Levelの略で、設計上の地盤面をあらわす。建築物の建つ土地の表面のことも指す。
発電状況やエネルギーの使用状況を細かく測定し、グラフなどで表示するシステム。
ガラスプレート下の磁気発生コイルに電気を流して発生させた磁力線によって、鉄製の鍋自体に「渦電流」を生じさせ、鍋自体を発熱させる電磁調理器のこと。最近では、アルミ鍋や銅鍋も使用できるオールメタルタイプも発売されている。
日本農林規格(Japanese Agricultural Standard)のこと。農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律に基づく、農・林・水・畜産物およびその加工品の品質保証の規格。木材、合板、集成材など、この規格に適合した製品にはJASマークと呼ばれる規格証票が付され、出荷、販売が認められる。
日本工業規格(Japanese Industrial Standards)のこと。工業標準化法に基づき、日本工業標準調査会の答申を受けて、主務大臣が制定する工業標準であり、日本の国家標準のひとつである。
熱貫流率のこと。熱伝導率とは違い、建物の壁や床や窓などの断熱性能をあらわす単位。両側の温度差を1℃とした場合、1㎡の広さについて1時間に何kcalの熱が伝わるかを示す。W/㎡・K(Kはケルビン=絶対温度)もしくはkcal/㎡h℃であらわされる。この値が小さいほど熱を伝えにくく、断熱性能が優れている。
複層ガラスの内側に金属を塗ったもので、透明の薄い緑色がかっている、遮熱性に優れるが高価。外に面するガラスの内側に「特殊金属膜」をコーティングし、太陽光線の中の可視光線だけを通し、紫外線と赤外線をほとんど通さないとされる。
Light Emitting Diodeの略で、電流を流すと発光する半導体素子(ダイオード)の一種。
床衝撃音に対する遮音性能を表す単位で、数値が小さいほど遮音性能が高い。戸建て住宅やマンションで床を伝わってくる音は、人が跳びはねたり、重いものを落としたときに伝わる音(重量床衝撃音)と、スプーンなど軽いものを落としたりハイヒールで歩いた時の高い音(軽量床衝撃音)の2種類に分けられる。
塩化ビニル樹脂など、硬質な素材を使ったプラスチック系床材のこと。特に、30㎝×30㎝角のタイル状に加工したものを「プラスチックタイル」や「Pタイル」と呼んでいる。硬質で耐久性や耐摩耗性に優れていることから、学校やオフィス、商業施設などで数多く採用されている。
熱損失係数といわれる、住宅の断熱性能を数値であらわしたもの。家の内部と外気の温度差を1℃としたときに、家の内部から外へ逃げる時間当たりの熱量を床面積で割ったもので、単位はW/㎡K。この数字が小さいほど保温性が高い。
揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)のことで、常温、常圧で空気中に揮発(蒸発)しやすい有機化合物の総称。石油由来のベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素類や、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロエタン等の有機塩素系化合物、酢酸エチル等がある。
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